とあるエステの塊スツール
とあるエステの塊スツール。
これも思い起こせば2011.11月。
まず、材料を調達するところから始まるのです。
新潟の材料のあるところまで行って、
ちょうど良さそうな材を決めて、と思ったら
そいつの上にはトンでもでかい他の材が乗っかってて、
なのにソコにあるのは人力のみ・・って言う状況。
材料屋さんと2人で、そこらにある木っ端なんかをテコにして、
少し隙間が出来た所にチェーンソー突っ込んで
無理矢理切ってずらしてもう必死。
と、切ってる間に何やら木屑がおかしいのですね。白いのですね。
欅って黄色いのに!って訳で欅の古材だと言っておいたのに、
なんとそれは栗だったのですね。
どうなのと思いつつも取れる寸法がそれしかなかったのでこれでやる事に。
ここから製材所に運び特大バンドソーみたいので製材して頂き、
ここからやっと形を出していきます。
チェーンソーと丸鋸なんかを総動員して荒く形を作り、
そこから削りだしていきます。
栗の木は粘りがあまり無くて欠けやすいなと言った印象。
しかも固い。
虫が食った跡もあるので埋木をして。
地図みたいな模様が入っていたり
自然の割れもいい具合に見えたり。
山の中だからって夜中までずっと作業してたけど、
逆に人気が無くて実は怖いし完全アウトドア。
よくやったもんだわですよ。
0コメント